赤ちゃんを育てていくには、母乳を飲ませる必要がありますが、完全母乳で育てるのはなかなか難しいと思います。
初めから母乳が出にくい方はもちろん、会社に復帰されて昼間の母乳を与える事が出来ない場面も出てきます。

そういった場合に各メーカーから出されている「粉ミルク」を活用することになりますが、どの粉ミルクを選べば1番良いか悩むことになると思います。
私の場合も悩んだ経験があるのが、この粉ミルク選びです。

粉ミルクを販売しているメーカーは、「明治」「森永乳業」「雪印メグミルク」「ビーンスターク・スノー」「和光堂」「グリコ」などです。
1メーカーが1つの粉ミルクを販売しているわけでなく、1メーカーでも複数の粉ミルクがあるので、その中から選ぶことになります。

粉ミルクを使うメリット・デメリット

粉ミルクを初めから敬遠しているママや親御さんも多いですが、粉ミルクを使うメリット多くあります。
反対にメリットがあればデメリットもありますので、両方解説いたします。

粉ミルクのメリット

  • 母親の負担が少なくなる
  • 飲ませる事が出来る場所が広がる
  • 母親が薬を飲んでも大丈夫
  • 母親がいない場合も安心
  • 母乳より腹持ちが良い
  • 飲んだ分量が分かる

最初に書いた母親の負担が減るのは、すべての項目のメリットが受けられて、四六時中の精神的不安が仮称されるからです。

母乳だと基本的に母親しかあげることが出来ませんが、粉ミルクだとお父さんや大人の方なら、説明を読むと簡単に作ることが出来ます。

外出先でも胸を出す行為はなかなか出来ません。
授乳室が定員でいっぱいの経験もありますが、そういった場合に車の中など、お湯を用意できれば飲ませる事が出来ます。

これが以外と気を使うのですが、母親が食べる食事や薬です。
母親が食べる食事でアレルギー反応が出てしまったり、風邪を引いても薬は飲むことは出来ません。
そういう時だけ粉ミルクを使うのも、1つの方法です。

粉ミルクのデメリット

  • コストがかかる
  • 外出の手荷物が増える

完全母乳ならコストはかかりませんが、粉ミルクを買う費用が必要になります。
毎日の事ですので、飲む量が増えてくるとさらにコストは増えます。

どこでも飲ませる事が出来るメリットがありますが、その為に荷物が増えることになります。
粉ミルクを入れる容器やお湯を入れておく水筒など、様々です。
粉ミルクを入れておいた容器が、壊れていたときはビックリした経験があります。

キューブタイプの粉ミルクもあり、こぼれる心配はなく、最近のものは溶けやすくなっています。

選ぶポイント

最後の方に来て選ぶポイントですが、何と言っても「1つの粉ミルクに絞っておかないこと」です。
最初に選ぶ粉ミルクは迷いますが、1つ選んだからと言ってその粉ミルクだけ飲ませているのは、少し不安要素です。

「せっかく選んだのに何故?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんを託児所などに預ける機会が来たときがそうです。
そこで使われている粉ミルクが好みでない場合もあります。

さらに、各メーカーでバランスよく栄養は配合されていますが、多少の偏りはあります。
2,3社の粉ミルクがあると栄養が満遍なく取ることが出来ます。

赤ちゃんの口を対応させやすくするのも重要になります。

体質や成長によって粉ミルクは変わる

粉ミルクにもアレルギー物質をかなり抑えたものがあり、アレルギー体質の赤ちゃんでも安心して飲める粉ミルクもあります。

あと離乳食を始めた頃の栄養補助的に、「フォローアップミルク」を選ぶことになります。
離乳食だけでは栄養は不足しやすく、カルシウムや鉄分などが含まれています。