1995年の阪神淡路大震災があり、2000年以降も大地震や台風・大雨災害など様々な自然災害が多くなり、自宅から避難できない状況が多くなっています。
近くのコンビニやスーパーの商品がすべて品切れとなり、物資が届かない孤立してしまう地域もよくニュースで見ることがあります。
災害時に意外と役に立つことで注目されているのが「ウォーターサーバー」なのですが、なぜ災害時も活躍できるのか疑問に思うかもしれません。
しかし、水分の確保は災害時には最優先すべきで生命維持に重要な食糧にもなります。
災害時に必要になる水の量
自然災害が多くなっているので様々な情報で知っている人も多いですが、1日に成人が必要になる水分量は「3リットル」になります。首相官邸や消防庁のサイトでも解説されています。
3リットルの水であれば大きなペットボトル2本分で十分ですが、1日分だけ用意するだけでは不十分な水分量です。
災害時に人命救助は「72時間の壁」と言われる3日間が目安になっているので、3日分の水分を確保する必要があります。
一人暮らしをされている人であれば「9リットル」を常に備蓄する必要があり、4人家族になると「36リットル」の備蓄水を用意する必要があります。
1日3リットルというのは最低限の飲料水としての量なので、料理や生活用水に使う水が必要なのであれば3リットル以上の水分を備蓄するようにしてください。
首相官邸ホームページには、大災害発生時は1週間ほどの備蓄水が望ましいと書かれており、少ない水の量を備蓄するよりもなるべく多くの備蓄水を保管している方が、万が一の時に必ず役に立つはずです。
参考: 災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~首相官邸ホームページ
参考: 総務省消防 地震防災マニュアル
ウォーターサーバーの水が備蓄水に向いている理由
備蓄水は「〇〇の水を用意しましょう」という決まりはありませんので、自分に合う水を必要最低限は用意すれば良いですが、ウォーターサーバーも水が備蓄水に最適な理由があります。
- 消費期限が長い
- 常に新しいお水が保存できる
賞味期限が長い~RO水なら天然水よりも日持ちがする
いつ災害が起こってしまうか分からない状況で備蓄水としてウォーターサーバーの水を置くためには、賞味期限が長くなければいけませんが意味がありません。
しかし、賞味期限については心配する必要はなく、未開封のボトルやパックは6ヶ月の賞味期限が一般的になっています。
半年も日持ちする必要はありませんが、万が一の備蓄水としては十分の賞味期限だと言えます。
ですが、開封後の賞味期限は1週間~2週間以内には飲み切るようにしなければいけません。あとサーバーが動かない状況になるかもしれない災害時は電気が無いのでもっと早く飲み切る必要があります。
天然水ではなくRO水の方が賞味期限が長くて「1年」は日持ちするのが多いです。開封後の賞味期限は1ヶ月と長いので災害時でも重宝するのはRO水と言えます。
常に新しく届くお水を備蓄水に出来る
備蓄水と聞くと一切飲まずにそのまま保管しておくと考えてしまいそうですが、ウォーターサーバーの水であれば常に新しいお水が自宅に届けられるので、新鮮でおいしいお水を備蓄できるようになります。
確かにお店に買いに行けば新しいお水を保管することが出来ますが、常に飲み続けるお水を自分で買いに行くのは結構面倒くさいと感じてしまいませんか?
せっかく備蓄していたペットボトルを飲み切ってしまい、備蓄するために必要以上の重たい箱詰めのペットボトルを買いに行くのは女性には大変です。
定期的に届けられるウォーターサーバーのお水なので、自宅の備蓄水が無くなる心配はありません。もし飲みすぎてしまった時期は次回の配送される本数を増やせば大丈夫なので安心です。
災害に備えてウォーターサーバーの選び方の基準
災害時のことを考えてウォーターサーバーを選ぶのは少ないかもしれませんが、自然災害が増えている時代なので災害の時に役立って使いやすいウォーターサーバーを選ぶ基準にしても良いと思います。
災害時の停電でも使えるサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーは冷水や温水を作るために電気が必ず必要になります。なので停電の時はウォーターサーバーで冷水や温水を作ることは出来ません。さらに、ボタン式で電気を必要とする注ぎ口も動かなくなるので、ボトルをセットしても給水することは出来なくなります。
なので停電時に給水できるサーバーを選べばお水の分量を量るのに使いやすくなります。停電でも動くサーバーはコック式の捻るだけで水が出るタイプのサーバーです。
ボトルのセット位置が下置きタイプのウォーターサーバーも上部に水を運ぶために電気を必要とするので、災害時に利用するのは難しくなります。
ボトルの容量が少ないものを選ぶ
ウォーターサーバーのボトル容量は多くが12リットルですが、災害時にウォーターサーバーが動いていない状態の保存期間は1日か2日程度になります。
利用する家族の人数が多ければ十分1日で使い切れる容量ですが、一人暮らしや少ない人数で利用する場合は塩素が含まれていないお水を使い切るのは難しくなるかもしれません。
今では7リットルや4リットルといった少量のパック式もあるので、災害時に一人でも使い切りやすいウォーターサーバーを選ぶのも良いかもしれません。
宅配業者より自社配送のウォーターサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーのお水の宅配はヤマト運輸や佐川急便など宅配業者に任せる会社と、自社で製造から宅配まで行う会社に分かられます。
災害が起こると宅配業者の場合は遅延や配送制限が起きてしまうので自宅にお水が届かない事例が多くあります。
ですが、自社で宅配を行っているウォーターサーバーであれば、融通が利く配送を行ってくれるので災害時でも配送作業を行ってくれる可能性が非常に高いです。
自社配送をする会社のボトルタイプは再利用される「リターナブルボトル」がほとんどなので、RO水をボトリングしている会社がほとんどです。
なので、特定の天然水をボトリングしているウォーターサーバーは採水地が災害に合ってしまうと、ボトリング作業自体が止まってしまう可能性があります。
しかし、RO水は水源は水道水がほとんどなので各地に製造工場が建てられているので、近隣の製造工場でカバーが出来る仕組みなので配送が止まりにくいメリットもあります。
災害時に強いウォーターサーバーおすすめランキングBEST5
災害時でも使いやすいウォーターサーバーを基準に選びランキング形式で紹介したいと思います。これまで解説した内容を重点的に参考にして、利便性やデザイン性も参考にしているので通常利用でも問題はありません。
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アクアクララ(AquaClara)
- 価格:
- 50円~(税抜/500ml換算)
- 容量:
- 12リットル/7リットル(1ボトル)
- レンタル料:
- 無料※
- 月額目安:
- 3,900円(税抜)※2
価格 4.5 ボトルサイズ 4.5 デザイン性 4.0 アクアクララは何と言っても熊本大地震の時に、災害時でも利用者にボトルの配送や避難所への水の支援などで実績があり、災害時に強いウォーターサーバーだと認識されています。やはり自社配送されている会社なので交通制限がされていない地域などであれば、融通が利きやすいメリットがあります。あと、アクアクララはボトルサイズは12リットルとは別に小さなサイズ「7リットル」もあるので、ボトルの交換もしやすく少人数でも短期間に飲み切りやすい点があり、災害時の保存にも向いています。
アクアクララは停電時でも給水が出来るウォーターサーバーは「
AQUASLIM 」と「AQUAFAB 」の2種類あります。アクアスリムもアクアファブもボトルが上部に設置するタイプで蛇口もコック式なので、電気が使えない停電時でも給水が出来ます。
アクアファブの方がボトルカバーがあり内部が見えない作りで、蛇口コック部分もオシャレなデザインなので日常使いでもかなりデザイン性が高いウォーターサーバーです。
ですが、アクアスリムは毎月あんしんサポート料が1,000円+税金に対してアクアファブは1,300円+税金なので、毎月300円ずるの料金差があるので、どこまでウォーターサーバーに求めるかで選ぶ必要があります。
安心で安全なRO水が低価格
\ 災害に強いウォーターサーバーの実績あり!! / -
クリクラ(CreCla)
- 価格:
- 52円~(税抜/500ml換算)
- 容量:
- 12リットル(1ボトル)
- レンタル料:
- 無料※
- 月額目安:
- 3,673円(税抜)※2
価格 4.5 ボトルサイズ 4.0 デザイン性 3.5 クリクラは徹底された管理システムでボトリングされたRO水を採用しており、自社配送システムなので災害時でも自宅へ届けやすくなっています。ボトルサイズは12リットルの重たいボトルだけではなく、約半分の重さ6リットルサイズ「クリクラキュートボトル」があるのでj、女性でも高齢者でもボトル交換がしやすく飲み切りやすいサイズです。
しかし、キュートボトルは配送地域が限られているのが少しだけ残念な点です。
クリクラはコック式で停電でも給水できるウォーターサーバーですが、デザイン性はそれほど高いとは言えません。ですが、サーバーのレンタル料が無料や水の料金も低価格なので、ランニングコストは非常に抑えやすくなっています。
徹底管理されたRO水で安心安全
\ レンタル料無料で解約手数料も無料!! / -
アルピナウォーター(alpina)
- 価格:
- 43円~(税抜/500ml換算)
- 容量:
- 12リットル/18.9リットル(1ボトル)
- レンタル料:
- 572円~
- 月額目安:
- 4,200円(税抜)※2
価格 5.0 ボトルサイズ 3.5 デザイン性 3.0 アルピナウォーターの水の価格は業界でもかなり低価格な設定なので、コストを考える人にはおすすめのウォーターサーバーです。ボトルは上置きでコック式のウォーターサーバーなので、もちろん停電時でも給水できるタイプなので安心です。ですが、アルピナウォーターのボトルサイズは12リットルと18.9リットルの大きなサイズ展開しかないので、女性のボトル交換は少し大変かもしれません。
災害時の開封後の保存期間は短いので、家族の人数が少ない場合は飲み切りにくい量かもしれません。デザイン性は白一色のシンプルなウォーターサーバーなので、業務用みたいなところが残念な点です。
アルピナウォーターは料金を重視してデザイン性を求めない人には非常に魅力的なウォーターサーバーです。
フレシャス(FRECIOUS)
- 価格:
- 79円~(税抜/500ml換算)
- 容量:
- 7.2リットル/9.3リットル(1パック)
- レンタル料:
- 無料(条件付き)
- 月額目安:
- 4,680円(税抜)※2
価格 4.0 ボトルサイズ 4.5 デザイン性 5.0 フレシャスの水はRO水ではなくて天然水なのでRO水に比べると価格は高くなっています。ですが、自然の天然水の風味やミネラルを味わうたいという人はフレシャスを選べば間違いないでしょう。フレシャスのボトルは再利用タイプではないワンウェイパックの使い捨てで、ボトル容量も7.2リットルの少量なので女性でも簡単に交換ができるサイズです。
フレシャスのウォーターサーバーで災害時でも給水できるのはベーシックモデルの「
SIPHON+ 」と「AQUWISH 」の2種類になります。
サイフォンプラスとアクウィッシュは外観と機能は全く同じですが、色展開だけが違います。どちらも電気を使わないで水を送り出す「サイフォン方式」を採用しているので、停電時でも利用できる構造になっています。
ではフレシャスのデザインモデルで人気が高い「フレシャスデュオ」や「フレシャスフラット」は災害時には利用できないかというと、停電でなければ使えますが電気が通らないと給水は出来ません。
しかし、フレシャスのウォーターパックは他のウォーターサーバーよりも少量パックで使い切りやすく、サーバーを通さなくても利用しやすいようになっています。
宅配業者が配送するタイプなので災害時で配送が止まってしまいやすい点があるので、多めに備蓄することをおすすめします。
グッドデザイン賞・キッズデザイン賞をW受賞!
\ 3種類から選べる非加熱処理の天然水 /コスモウォーター(CosmoWater)
- 価格:
- 79円~(税抜/500ml換算)
- 容量:
- 12リットル(1パック)
- レンタル料:
- 無料※
- 月額目安:
- 4,265円(税抜)※2
価格 4.0 ボトルサイズ 3.5 デザイン性 4.5 ※smartプラス「ウッド・ライトウッド」のみ初回に限定カラー2,000円が必要
コスモウォーターは下置きタイプのウォーターサーバーなので、12リットルのボトルサイズですが女性でも交換しやすい点が高評価なのですが、災害時は上部に配水できない構造なのでサーバー内部に残っているお水しか給水出来ないようになっている点がマイナス評価です。しかし、災害時でもボトルから水を出しやすい「ポータブルスタンドセット」が用意されているので、非常に便利で活躍するはずです。
災害時だけでなくキャンプや海水浴、河川遊びなどでも天然水を飲むことが出来るので、利用する価値はあります。価格は1,000円(税抜)で購入できるので検討されても良いと思います。
女性でもらくらくボトル交換!
\ モンドセレクション金賞受賞の天然水 /まとめ
災害時の水分補給は生命に関わる重要なことなので、必ず自宅や避難するところには備蓄しておくように心がけていなければいけません。
災害時でも日ごろからウォーターサーバーなら大量の備蓄水を用意しやすいメリットがあるので、災害が起こる前から検討されることをおすすめします。
- 自社配送のウォーターサーバーか
- 停電時でも動くサーバーか
- 少量パックで使いやすいか
上の3つの点を考えると災害時でも利用しやすいウォーターサーバーが見つけることが出来るはずなので、参考にしていただけると幸いです。