ウォーターサーバーは大変便利な家電と言っても良いと思います。
冷水や温水が電源を入れていれば、いつでも蛇口から出てきます。
水も生物ですので、清潔できれいな水を飲みたいと思うのが普通ですので、サーバーの清掃やメンテナンスが必要なのか疑問に思う方も多いです。
サーバーの掃除やメンテナンスが必要か聞かれると、絶対に必要と言えます。
先程も書きましたが、きれいな水を飲みたくてウォーターサーバーを契約しても、蛇口から出てきたときには、きれいではない水になっているかもしれません。
常にサーバー自体をきれいに保つ事で、毎日美味しいきれいな水を飲むことが出来ます。
サーバー内部のお手入れは不要な仕組み
ウォーターサーバーは加熱しないで飲める水ですが、ボトルの水はサーバーの中を通って注ぎ口から出てくるので内部が衛生的でないとキレイなお水が飲めません。
しかし、ウォーターサーバー内部のメンテナンスは不要で自らお手入れをする必要はありません。
なぜサーバー内部の掃除は必要ないのか詳しく解説します。
サーバー内をキレイに保つ「自動クリーンシステム機能」
サーバー内部で水が滞留したり雑菌が繁殖するのを防ぐために、各社主力のウォーターサーバーは自動的に内部をクリーニングする「自動クリーン機能」が付いています。
サーバーは90℃以上の熱湯を作ることが出来るので、温水タンクだけではなくすべての経路から冷水タンクも熱湯で殺菌するように出来ています。
天然水を利用しているウォーターサーバーでは、この自動クリーン機能が付いていることが多いので、不純物が混ざりやすい天然水でもサーバーをキレイに保てるようになっています。
- フレシャス(フレッシュ機能):「
dewo 」「slat 」 - コスモウォーター(クリーンサイクル)
- キララ(オートクリーンシステム)
- サントリーウォーターサーバー(おいしさキーパー)
清掃・メンテナンスの方法
サーバーをきれいに保つための清掃やメンテナンスには、大きく分けて2つの方法があります。
- 自分で行う清掃
- メーカーが行うメンテナンス
自分でする清掃は毎日や気づいたときにはする方法で、これが意外と重要な要素になっています。
メーカーのメンテナンスは、年1回や頼んだときにメーカーの担当者が来て行ってくれる方法です。
自分で行う場合
日々きれいに保つ為に、自分で出来る範囲の掃除はしておかなくてはいけません。
掃除をするサーバーのポイントは「蛇口」「ボトルの差し込み口」「サーバーの外観」「背面・電源回り」になってきます。
コックを捻ったりボタンを押すことで、蛇口からセットされている水が出てきますが、この蛇口をきれいにしておかないといけません。
料理などで使う場に、食材が入った鍋に直接水を入れた時に、蛇口の先が鍋に浸かったりなどして、汚れている可能性もあります。
ボトルの差し込み口も、ボトルを交換する度に乾いた布巾などで拭き、アルコールなどで洗浄してから、新しいボトルを差し込むようにしてください。
あと、蛇口の下には受け皿があると思いますが、濡れた状態でおいておくと、きれいではなくカビなどが発生してしまう可能性があります。
メーカーの定期メンテナンス
メーカーによって定期的にメンテナンスする期間は違っていますが、だいたい1年~3年の間でメンテナンスする時期になります。
定期メンテナンスは契約者が日々出来ない場所の清掃もしてくれて、汚れがヒドい場所や磨耗など劣化している場所は新品に交換してくれます。
サーバー自体新しい物に交換する場合もあるので、きれいな状態で再度使うことが出来ます。
定期メンテナンスは有料のメーカーも多く、3,000円~10,00円の範囲になります。
うるのんでは定期メンテナンスでも、料金は無料になっているので、安心して使うことが可能です。
オートクリーニングで定期メンテ不要
メーカーの定期的なメンテナンスが必ず必要になるのが通常ですが、その定期メンテナンスが不要なウォーターサーバーもあります。
フレシャスやクリティアでは、サーバー内をきれいに保つために自動的に清掃してくれます。
フレシャスの場合はボタンを押すと、温水がサーバー内を循環する事で消毒されます。
クリティアの場合は、セルフクリーニングキットが販売されています。
電解水の特徴により、細菌やウィルスを殺菌・消毒が出来てしまいます。
まとめ
メーカーの定期メンテナンスだけでサーバーはきれいに保つ事は出来ず、基本は毎日の清掃が重要になっています。
これはどのメーカーでも言えることですので、自信で掃除をしなくても良いサーバーはないので、気をつけてください。