ミネラルは、地球上で約100種類以上の数があります。
その中で、水の成分表で記載されている「主要ミネラル」の4種類を紹介します。

カルシウム

これは皆さん、聞いただけでもどの様な働きをするか、だいたい想像出来ると思います。
骨や歯の成長・維持に欠かせないミネラル成分です。

さらに、カルシウム不足になると、イライラしたり、動脈硬化・高血圧症などになってしまいます。
それを補う為に、骨などからカルシウムを取り出し、血液中のカルシウム濃度を保つので、骨自体が骨粗鬆症になってしまいます。

現代人は、カルシウム不足なので積極的に補給しましょう。

マグネシウム

マグネシウムは、カルシウムと同様に、骨の成長・維持に欠かせないミネラル成分です。

骨の為に、カルシウムばかり注意して摂取していると、マグネシウム不足になって、カルシウムの筋肉の収縮を促す働きがうまくいかず、けいれん・しびれの原因になってしまいます。
これが場所によって、心筋で起こってしまいますと、狭心症・心筋梗塞と、とても重い発作になってしまいます。
他にマグネシウムの働きとして、便秘解消・血流がサラサラになる・むくみ解消など、女性に嬉しい働きがあります。

マグネシウムとカルシウムの摂取は、バランスよくする事を気を付けたほうが良いです。

ナトリウム

ナトリウムは、カルシウムなど他のミネラル成分の吸収・安定などの手助けをする働きがあります。
その他に、胃腸の消化吸収を手助けします。

次で紹介しますカリウムと拮抗して、神経系の伝達をスムーズに出来るようになります。

現代人は塩分の摂取が多い傾向があります。
ですので、このナトリウムを過剰摂取している傾向にあります。
過剰摂取してしまうと、血圧が上昇してしまいますのでバランスよく摂取しましょう。

カリウム

カリウムはナトリウムと密接な関係性があります。
カリウムは細胞内に98%ほどと多く存在し、ナトリウムは細胞外に50%ほど多く存在します。

先程、ナトリウムとの拮抗で神経伝達がスムーズになると、紹介しました。

その他に、ナトリウムの過剰摂取などで、体液のナトリウム濃度が濃くなって血圧の上昇してしまうのを抑制・排出などをしてくれて血圧の降圧をしてくれます。
この様に、ナトリウムとのバランスが悪くなると、細胞の浸透圧が崩れ細胞が破裂したり、細胞が崩れた状態になってしまいます。