ウォーターサーバーを解約で発生する違約金を比較～契約期間とやめる手続きの方法

ウォーターサーバーを契約したのは良いけれど、いざ使ってみると満足できないウォーターサーバーだったという話はよくあり、契約をやめたいケースはあります。

毎月料金が発生するウォーターサーバーなので失敗しない選び方も重要ですが、もし解約したいと思ったときにはどのような解約方法やお金が発生してしまうのか解説したいと思います。

契約期間未満の解約は「違約金」が発生する

「思い立ったら吉日」ということわざがありますが、簡単にウォーターサーバーを解約は出来ますが、解約する時には「違約金」を会社に払わなえればならないケースがあります。

違約金は各ウォーターサーバーで同じではないので、どれぐらいの料金が発生するのは下の表にまとめました。

ウォーターサーバー本体は実際高い電化製品なので、レンタル料無料で貸し出していることが一般的で、最低契約期間未満で解約されるとウォーターサーバー会社としてはその後のメンテナンスなので損をしてしまいます。

なので、短い契約期間で解約する場合は違約金を取ることが通常です。

デザイン性の高いウォーターサーバーやお得なプランを契約された方が違約金が高いケースがほとんどなので、契約する時にやめることは考えませんが、なるべく違約金についても把握している方がおすすめです。

違約金無料はクリクラのみ!!お試しも出来る

ウォーターサーバーで唯一違約金が発生しないところは「クリクラ」だけです。

最低契約期間も無いので、「お水が合わなかった」「継続利用は無理」と感じたときに解約することが出来ます。

クリクラは特に、無料お試しキャンペーンがあるので2か月間（ボトル6本分）の料金が発生しないので、これからウォーターサーバーを導入したいと考えている家庭の方には非常におすすめです。

ウォーターサーバーをやめたいと思う理由

ウォーターサーバーを解約したいと思う理由は人それぞれで違いますが、多く解約理由になるのは5つあります。

解約理由その1：味が合わない

すべての人が同じ味を美味しいと感じることはありませんので「RO水は味がしない」「天然水は独特な味がする」など、契約したお水の味が合わないと感じる人は多いです。

解約を考える前に数種類の天然水を扱っているメーカーであれば、契約している天然水以外に変更すれば自分の味覚に合うお水に出会える可能性もあります。

フレシャスでは違う天然水に変更できるようになっているので、サポートセンターに問い合わせるようにしてください。

解約理由その2：臭いがする

ウォーターサーバーを利用していると、お水から臭いがすることが稀にあるようで口コミでも見かけることがあります。美味しいお水から臭いがするのは嫌なので解約される理由になりますよね。

ですが、意外と自分の責任で臭いを発生させてしまっているケースもあります。

硬いボトルではなく柔らかいビニールパックに入っているウォーターサーバーを利用したとき、ビニール臭を感じることがありますが、温かい場所や直射日光が当たるところにウォーターサーバーや保存しているウォーターパックを置いていたケースがあります。

臭い移りがしない構造になっていますが、間違った保管をしていると臭いを防ぎきれない場合もあるので注意しましょう。

あと、十分なセルフメンテナンスをされないとカビが発生したりするので、臭いを防げない可能性もあります。

解約理由その3：毎月の費用が高かった

1回買えば料金が発生しない商品ではなく、一度契約すれば毎月最低限の費用は発生し、ボトルの利用頻度が高い家庭であれば毎月の料金は高くなります。

さらに、1か月や2か月で最低使うノルマがあるウォーターサーバーも多くあるので、自分が計算していたよりも費用が多くかかってしまうケースもあり、解約を選ぶ人は多いですね。

ウォーターサーバーの毎月の料金の目安は「4,000円～10,000円」と幅があるので、料金を抑えたい人はコストが安いサーバーを選べば十分利用できる場合もあるので検討してください。

解約理由その4：育児が終わった

ウォーターサーバー導入の理由に「赤ちゃんのミルク作りのため」というのが非常に多いです。

なのでミルク作りをあまりされなくなり、育児が一段落するころにウォーターサーバーの利用頻度が落ちてしまうことがあります。

ですが、料理や飲み物を作るときにウォーターサーバーのお水を使うと、かなり消費量が増えてウォーターサーバーの利用価値を再確認されるはずです。

無理やり使うのはおすすめ出来ませんが、水道水で料理されるよりも非常に安全なので使い続けるのも良いと思います。

解約理由その5：使い勝手が悪かった

ウォーターサーバーは家電製品なので利用者にとって使いにくと感じてしまうことはあります。

不便だなと感じるパターンで多いのが「ボトルが重たい」ということで、解約理由にも多く寄せられる内容です。

特に、リターナブルボトルの硬いボトルは12Lの容量が基本なので、12kg以上を持ち上げて交換作業をしなければいけません。男性であれば簡単かもしれませんが、女性にとってはかなり重たいでしょう。

ボトル交換で重たいと感じる方は、下置きタイプのウォーターサーバーや7Lなどの軽いウォーターパックのサーバーを契約すれば解消出来ます。

不便と感じる解約理由にはほとんどが公式サイトで解説されているので、サーバーの音が静かなものも紹介されているので、契約する前に必ず確認するようにしましょう。

解約する時は乗り換えキャンペーンが便利

違約金も払って新たなウォーターサーバーも契約すると費用が多くなってしまい、なかなか乗り換えれないと感じる人も多いです。

ですが、ウォーターサーバー各社も競争が激しいので、違約金が発生してしまう利用者に「違約金を負担します」というキャンペーンをしている場合もあります。

違約金も負担せず新たなウォーターサーバーと契約できるのはお得なので、ぜひ乗り換えを考えている人は使った方がお得だと思いますよ。

違約金を負担してくれるウォーターサーバー一覧

すべてのウォーターサーバーで違約金を負担してくれるわけではないので、調査時点で乗り換えキャンペーンを行っているウォーターサーバーを紹介します。

乗り換えキャンペーンがあるウォーターサーバーは「5,000円～15,000円」ほどの違約金を負担してくれるところが多いので、ほとんどの違約金をカバーできる場合が多いです。

もし新しく契約したいウォーターサーバーに乗り換えキャンペーンがあれば、検討する価値はあります。

解約時の乗り換えをする手順と注意点

新しくウォーターサーバーを契約して、前のウォーターサーバーを解約すればキャッシュバックされるわけではないので、細かな乗り換えする手続きの手順を解説します。

解約するウォーターサーバーには違約金額が記入されている証明書を発行してもらうように依頼しなければいけません。

証明書を会員ページからアップロードすれば簡単ですが、プレミアムウォーターなら郵送でも受け付けています。

他にもいくつか注意点があります。

乗り換えで負担される金額には上限があるので、1万円までがキャッシュバックの範囲なのに違約金に15,000円かかっても5,000円は自腹になるので注意してください。

あと、余った水やウォーターサーバーを返却したときに発生する送料などは、キャッシュバックされる金額に含まれないので自腹で支払うことになります。

解約する違約金を支払うのは現金ですが、新たに契約するウォーターサーバーから受け取るのは現金の場合が多いですが、たまにギフトカードで受け取ることがあります。

稀に解約するサーバーが対象外にされている乗り換えキャンペーンがあります。

同じメーカーの別プランはもちろん対象外が基本で、マイナーなウォーターサーバー会社も対象外が多いです。

解約するウォーターサーバーの返却方法と余ったお水はどうするのか？

ウォーターサーバーを解約する時にサーバーのお水を使い切っていればあまり問題ありませんが、水の入ったままのボトルが余っていたり、サーバー内部にボトルがセットされたままであればどうやって返却すれば良いのでしょうか。

解約する時のウォーターサーバーの返却方法などを解説します。

ボトルに余った水は返却するの？

急遽解約することに鳴ったときに意外と多いのが、数本のボトルに水が残っていて処理に困るケースがあります。余った水の返却が出来れば良いかもしれませんが、すでにお金を払っているお水なので勿体ないです。

答えとしては、ボトルに入ったお水の返却はするように言われませんが、ボトルの種類によって対応が異なります。

硬いボトルで再利用されるリターナブルボトルはボトル自体の返却は必要なので、ボトル内のお水は「捨てる」か「別容器に移す」ことになります。

塩素消毒されていないウォーターサーバーの水は、一度開封してしまうと賞味期限は2週間前後なので、別容器に移したとしても早く飲み切る必要があるので注意してください。

ワンウェイボトルの場合は元々が使い捨てのパック式やペットボトル式なので、返却する必要も無くそのまま利用することが出来ます。

開けていないワンウェイボトルであれば半年ほどは保存できるので、必要な量だけ使っていけば大丈夫です。

ウォーターサーバ内の水は「水抜き」が基本

解約が決まってウォーターサーバ内の水も使い切れば良いのですが、なかなか上手に使い切るのは難しいです。

サーバーの返却日が近づいてサーバー内に水が残っている場合は、ほとんどが「水抜き」をしてから返却するのが基本的です。稀に水抜き不要のケースもありますが、ほとんどが水抜きが必要なので覚えておきましょう。

下の動画は「フレシャスdewo」の水抜きの方法なので、参考にしてください。

サーバー内に水が溜まらない機種も増えていますが、サーバーに水があると返却できない機種もあるので背面や側面の排水キャップからも水を出し切る必要があります。

まとめ

ウォーターサーバーを解約することは面倒くさそうですが、乗り換えキャンペーンなどを利用されれば違約金などの追加費用をカバーできる方法もあるので、自分に合ったウォーターサーバーに変更することも出来ます。

余ったお水を別のウォーターサーバーで利用することは出来ないので、なるべく使い切るか料理や飲み水として保存しておいても良いかもしれません。