水を皆さん上手に飲んでいますか?
水を毎日しっかり摂取することは、人間の身体にとても大切な事です。
しかし、このページのタイトルを見て「何故水で太るの?」と思われた方もいるかもしれません。
水はゼロカロリーとして有名な飲料です。
糖質やもちろん脂質などは、一切含まれていません。
ですが、皆さんも1度ぐらいは耳にした事がある言葉で「水太り」は聞かれたことがあるでしょう。
いったいどうしたら「水太り」になってしまうのでしょうか?
水太りと通常の肥満はそもそも違う
肥満や通常の体重増加は、人間の「基礎代謝」と1日の行動や運動で消費される「生活活動代謝」などで消費されるカロリーより、食事などで摂取する総摂取カロリーが上回ると、脂肪として蓄積されてしまいます。
これは、何となく勉強などしていなくても、私も自分の身体を見てみると分かることです。
水の話に戻ると、水は1リットルで1kgの重さがあることは、皆さんも分かっていることでしょう。
単純に500ml水を摂取すると0.5kg体重は増えることになります。
これは体重の増加だけで、別に脂肪がついて身体が太ったわけではありません。
水は、身体に蓄積・吸収を一時的にされているだけです。
この蓄積・吸収された水は、後に息をする時や汗や尿などで、体外に排出されます。
ですので、体重は元に戻ることになります。
水の飲み方や量で水太りになる
水は体外に排出されると言いましたが、1度に多くの水を飲んでしまったり、1日の摂取量が排出される量より多くなると、身体のむくみなどが起こってしまいます。
水太りやむくみの解決策
水を多く摂取してしまっても、それが長期的に水太りになることはありません。
通常通り生活していれば大丈夫ですが、より良い解決策は「運動」をする事です。
いきなり無理な運動はぜずに、軽く有酸素運動をして汗を適度にかく程度で十分です。
水分を摂りすぎた時だけでなく、日頃から運動をしていると、基礎代謝が向上されることで、体外に排出される水分量が増え、水太りしにくい身体になっています。
さらに、運動する度に排泄機能が刺激され、体外への水分の排出が出来ます。
水の良い飲み方
人間の体に必要な水の摂取量の目安のページでも、詳しく解説しましたが、水をしっかり飲むことは良い事ですが、一度に「がぶ飲み」するのはダメです。
個人差はありますが1日に食物や代謝水以外で、飲料として摂取する量は1,000ml~1,500mlぐらいになります。
この1リットル以上の水分を一気に摂取せずに、こまめに摂取する事が、水太りなど悪い要因をなくすことが出来ます。
だいたいコップ1杯の200mlを7回ぐらいに分けます。
「えっ、7回にも分けるの!?」と思うでしょうが、意外と簡単です。
起床・就寝時で2回、食事毎で3回、間食時や運動時に2回で合計7回です。
意外と簡単に分けることが出来ると思いませんか?
これで、身体に優しい水分の摂り方が出来て、水太りや体調不良にもなりにくいです。