日常生活をしていく中で絶対に切っても切り離せないものとして「生理現象」があります。
人間の身体にとって大事なものとして、体内から有害な物質などを出すためのものとして「排尿・排便」があります。

排便で日頃から悩まれている方が多く、特に「便秘」で身体の調子を崩してしまう女性の方が多いとされています。

便秘が身体に及ぼす影響

便秘で悩んでいる方では身体に影響が出てしまっている方も多いはずです。
その原因となるのが腸内にある「悪玉菌」と言われている細菌です。

便秘だけで増えてしまう細菌ではなく、食生活の乱れ・食物繊維不足・ストレス・加齢と様々な要因が絡み合って増えてしまいます。

悪玉菌の増加により便秘が酷くなり、便秘により有害物質が腸内に溜まり、悪玉菌がさらに増加するという悪循環が生まれてしまいます。

    便秘が引き起こす影響

  • おなかの張り・食欲不振
  • 肌荒れ・ふきでもの
  • 不快感・疲労感
  • 頭痛・腰痛
  • 痔・大腸がん

3つ目4つ目あたりの症状は、すでに多くの方が感じられているかもしれません。
最終的には大腸ガンのリスクが高まり、取り返しのつかない事にもなりかねません。

便秘解消はミネラルウォーターで水分補給

食生活の乱れなどから便秘になる原因もありますが、水分不足も便秘を引き起こす要因になっています。
一気に水分を補給してしまうと、便秘の解消にはならず下痢になってしまう可能性があります。

「人間の体に必要な水の摂取量の目安」で詳しい飲み方を見る

最低でも就寝前・起床時には意識的に水分を補給する事をおすすめします。
回数・適量を守ると意外と簡単に、便秘の解消になる可能性は高いです。

さらに、食物繊維などは食品から摂取する事になるので、持ち運びが難しくなります。
ですが、水分ですと小さめのペットボトルなどで、持ち運ぶことは容易になります。

水の硬度を変えてみる

水分補給である程度の便秘は改善に向かっていても、何か物足りない場合は「水の硬度」を見てみても良いかもしれません。

「水の硬度」について解説

日本の環境により多くの地域で軟水が採れますので、自ずと日本人の軟水が飲み慣れています。
軟水はミネラルが硬水に比べると少ない水ですが、十分にカルシウムやマグネシウムのミネラル成分は含まれています。

ですが、より一層便秘解消などの目的になると「硬水」(120mg/L以上)が好ましくなってきます。
日本人がいきなり、非常にミネラル成分を多く含んだ硬水を飲んでも良いかと言われると、そうでもありあせん。

硬水を飲むことに慣れ親しんでいない日本人では、おなかの調子を崩す場合が多いです。
120mg/Lあたりから徐々に数値を上げていき、自分に合う硬水を見つけられると良いです。